「インディゴ染め」と「本藍染め」は似て非なるモノです。
青梅の本藍染め藍染工房[壺草苑]さんを訪れ、強く実感しました。
実際の原料、染め方を丁寧にご説明頂き、大変勉強になりました。
久々に「染め」という分野で衝撃的に良いモノを見たと思ってます。
事実として最も違うのは、本藍染めは色落ちせず、環境にもとても優しいです。
対して巷に出回っているインディゴ染め製品は、色落ちしますし、概して環境に良い染め方とは言えません。
その違いは僕が説明するより、壺草苑さんのサイトのご説明をご覧下さい。
天然藍灰汁醗酵建って?
僕が一番魅せられたのは、その染め方や機能性、江戸時代から続く伝統を守っている職人さんの姿勢は去ることながら、その藍色の奥行の深さ、美しさです。
誰に断る必要も無いかもしれませんが、絶対にatelier comoptiとして製品化させて頂き、世に送り出したいと思っています。
壺草苑さんから戻る車中から、どのような素材を組み合わせてTシャツにすべきか、そればかり頭の中にありました。
ストックされている生地から試作してみたり、再度ニッターさんを回り直し、ようやくイメージに合う素材に行き着きました。
それが、表題にもある吊り編みの天竺生地です。
洋服好きの皆様には吊り編み機の裏毛を使ったパーカやスウェットなどが馴染み深いかもしれません。
その吊り編み機で、16/-という太番手の糸をゆっくりゆっくり編み、独特のふっくら感をもった天竺編みの生地に仕上げました。
この生地を本藍染めの繊細な風合い、色目と組み合わせた時に、どのようなTシャツになるのか非常に楽しみです。
来月10月18日(土)にとあるイベントにオマケ?ゲスト?で出展するのですが、その場でお披露目だけでも出来ればなぁ、、、と思っております。
イベント詳細と、このTシャツの行方はまたブログでご報告致します!
あれ?「秋も深まる10月にTシャツお披露目されても。。。」という声が聞こえた気がしますが、、、気のせいですね!
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