2015年4月30日木曜日

パターンオーダーTシャツのギフトラッピング 2015

今年もパターンオーダーTシャツのギフトラッピングをご用命頂いております。

2015年も引き続き、リトアニアリネンの布帛をスタッフが手作りで袋状に縫い上げております。

パターンオーダーTシャツギフトラッピングのご案内はこちら

究極のTシャツギフトボックスのご案内はこちら

大切な方への贈り物に、ネクタイやハンカチも良いですが、Tシャツというのもまた乙なチョイスだと思うのです。

追記
※ただいまパターンオーダーTシャツ及びパターンオーダーTシャツのギフトラッピングのサービスは休止しております。
※究極のTシャツ及び究極のTシャツギフトボックス付属のサービスは継続しております。

2015年4月6日月曜日

新規お取扱い店様のお知らせ BARNEYS NEWYORK様

STELLAR CONFLICT天竺 S/S Tシャツの、BARNEYS NEWYORK様でのお取扱いが決まりました。

まずは銀座、新宿、横浜の3店舗にて、4月中旬からの販売になる予定です。

これまではWEBで購入頂くか、気まぐれに開催するイベントでしか実際に見て頂く機会が無かったのですが、これを機にお近くの方は是非手に取ってみて頂ければ嬉しく思います。

皆様、宜しくお願い致します。

以下余談です。

所謂セレクトショップの商品の同質化が叫ばれて久しい昨今ですが、こんなに規模も小さく、世間的な知名度が皆無に等しい当ブランドの商品に目を付けて評価して頂けるとは。。。

BARNEYS NEWYORKさんのセレクトショップとしての気概と、懐の深さを感じました。有難うございます!

2015年3月31日火曜日

下げ札を見れば工場さんが分かるんです。

下げ札のデザインとレイアウトを新しくしました。

まずお詫びをさせて下さい。

究極Tシャツの値段の¥11,000の部分、カンマを打つ位置を間違えて(¥1,1000)作成していたことが分かりました。

こちらの下げ札で商品が到着した場合、ある意味レアなものが届いたと笑ってお許し頂ければ幸いです。申し訳ありません。

さて、気を取り直して。

以前のブログでもご紹介しましたが、atelier comoptiではブランドの方針として、製作に携わって頂いたニッターさんや染め屋さん、縫製工場さん等の情報を可能な限りオープンにしています。

今回の下げ札には、縫製工場さんとニッターさん、パターン作成者のお名前を印字させて頂いています。

当ブランドの哲学の一つ[OPEN&SUPPORTIVE(SUSTAINABLE)]と称して、このような取り組みをしているのには理由があります。


一つには、Tシャツとは言えこれだけ技術の高いモノの製作に携わって頂いているのに、単に[MADE IN JAPAN]で終わらせるのはもったいないという思いからです。

スーパーに売れている[生産者の顔の見える野菜]ではないですが、単に物質だけではなく、各生産者(atelier comoptiのチームだと思っています。)の高いプライドや思いも受け取って頂きたいと思っています。


二つ目に、技術の継承や工場の安定稼働の問題に取り組むためです。
特に縫製工場さんやニッターさんに言えることですが、高い技術を持っていてもそれを広める術を知りません。

日本人特有の職人気質と言いますか、そこが良いところだと思うのですが。

当ブランドの商品の価値と技術を理解して下さる作り手様(企業、ブランドの大小は問いません)、からの問い合わせ、並びに商品の発注が、弊社協力工場さんに流れていけば良いなと。
素晴らしい技術を持ち、それを更に高めようと努力を惜しまない工場さんには、安定した仕事とお金が流れるべきだと思っています。

実際、STELLAR CONFLICT天竺の製作に携わって頂いたニッターさんには、海外メゾン系の2ブランドから問い合わせがきたそうです。生地値が高くて諦められたそうですが。。。


三つ目に、名前を出させて頂くからには、恥ずかしくない、妥協をしない仕事をして下さいねという工場さんへの無言のメッセージです笑


もちろん、上記の方針は各工場さんに伝えて了承を得て紹介しています。


為替高や日本のモノづくりへの再注目により、国内の製造業は少しずつ明るい兆しが見えてきているようです。

この流れのうちに、日本のモノづくりの方向性をきちんと定めるべきだと思います。

この兆しが見えているうちに、値段ではなく技術で勝負する体制を整えなければ、必ず一過性のもので終わってしまうでしょうから。

atelier comoptiも、微力ながら継続して関わっていきたいと思います。


2015年2月6日金曜日

USAコットン16/-吊編み天竺×自然建て琉球藍染めポケットTシャツ 製品概要

前作の究極のTシャツ[STELLAR CONFLICT天竺 S/S Tシャツ]のリリースから半年余り、究極のTシャツ第二弾とも言えるTシャツが完成致しました。

[USAコットン16/-吊り編み天竺×自然建て琉球藍染めポケットTシャツ]

ふっくらとした吊り編みの素材(USAコットン糸使用)に、琉球藍の美しい色合いと質感を融合させました。

縫製の工程や丁寧な仕上げは前回の究極T同様です。

変更点としては、衿を共地ではなく20/-フライスに変更し、アクセントに小ぶりなポケットを配しました。

また、前作の究極のTシャツに使用したパターンのベースはそのままに、今回の素材の着心地に合わせて微調整を入れてあります。

今回の展開色は3色 

・WHITE(無染色)
→あまりにも編みあがったままの生地の風合いも良かったため、無染色のまま縫製して製品にしました。オマケです。
吊り編みの風合いをダイレクトに感じたい方に特にオススメです。

・SORA(ブルー)
手染めのムラ感と、琉球藍ならではの独特の色味を最も顕著に楽しめます。
他のどんな植物染料、化学染料でもこの色合いは出ないと断言出来ます。

・AI(ネイビー)
藍の深みを最も感じることが出来るカラーです。
何度も何度も藍の染料を手作業にて染み込ませることでこの美しい深みが出ます。

今回も生地、縫製、染めともかなり生産に時間がかかるTシャツなため、生産量に限りがあり、追加生産もすぐには対応出来ませんので、その点ご了承下さいませ。

ateliercomoptiオンラインショップ

在庫が無い場合も、追加生産の上がりに合わせての優先予約等承っておりますので、お気軽にお問い合わせ下さい。

お問い合わせ

以下、商品概要になります。いつもの通り長文になりますので、ご興味お持ちの方はどうぞ。

[生地、糸]
USAコットン16/-吊編み天竺
武骨でしっかりとした強さ、タフさを持った生地を目指して開発しました。
琉球藍染めという個性の強い後加工に負けない存在感を持ったベース生地に仕上がっています。
糸は16/-太番手USAコットンのカード糸を使用。
吊編み天竺の特性上、洗うたびに少しずつ柔らかさと膨らみが増すのを感じて頂けます。

[編み]
日本の希少な旧式編み機を代表する、和歌山県の[吊編み機]で天竺を編み上げています。
糸にストレスをかけることなく、空気を含んでゆっくりと編まれた生地は、洗うたびに身体に馴染んできます。
24寸(約28インチ)/24間(18ゲージ)で、少し度目を詰めた設定で編み、表面に多少凹凸感が出るような生地の仕上げをすることにより、心地良いドライなタッチが生まれます。

[染色、仕上げ]
琉球藍染色は、原料となる琉球藍の他、水あめや泡盛など自然のものだけで製造される(自然建て)、沖縄を代表する植物染料です。
古くから心の通った美しさは、今日の化学染料で量産されたものと違い、非常に温かみのある表情をしています。
自然建ての琉球藍染めに対し、いわゆる巷に溢れる藍染めやインディゴ染めは、ほとんどが化学薬品を合成して作りだされており、自然環境に良くないということは、知っておいて頂きたい事実です。
今回の染料の元である泥藍は、沖縄の[琉球藍製造所]さんで製作され、醗酵と染め作業は沖縄の[藍風]さんにお願いしました。
全て手作業で行われる染め工程は、想像もつかないほど手間と時間を要します。
手作業ならではのムラ感と、藍の香りをまとったTシャツの趣は、化学染料使用のインディゴ染めでは絶対に表現出来ないものです。

[パターン]
素材と同様に、その洋服の着心地のキモとなるのはTシャツの形です。
程よくゆとりを持って人体に沿い、着心地の良さ・動きやすさ・着用時の美しさを実現させるため、元来から有る大量生産用のパターン、前後対照に線を引いた所謂Tシャツの型紙からの脱却を第一に考えました。
日本人の持つ上半身の前後差を丈・巾の分量で調節し、正しい位置、美しく見える位置に肩線・脇線を設定。
腕が前気味についている前肩の傾向に対して、アームホール・袖山に前後差をつけるパターンで、よりスムーズな腕の可動を実現しています。
少ないパーツのなかで線の一本一本に意味、拘りを持たせた型紙です。
デザインではなく、シンプルな構造を突き詰めていった結果なので、線が主張しすぎないようにも意識しました。
大量生産では省略されがちな袖口や衿ぐりの縫い目のつながりにも型紙上で気を配り、商品の完成度を高めています。

[縫製]
Tシャツは、洗濯機でガシガシ洗って着たい。
生地のタフさと同様に、縫製がしっかりしていないとそのTシャツを長く着ることは出来ません。
たかだか5枚(前後ろ身、両袖、衿)の裁断した生地から構成されるTシャツと言えど、その縫製の技術や縫製順序で、耐久性や着心地は大きく変わってきます。
大量生産ではなし得ない手間のかかるやり方で、製品として組み立てていっています。
①袖口、裾の空(カラ)ロック×二本針始末→袖口、裾の処理の始末は、まず生地端をオーバーロックミシンでかがります。(通称「空ロック」) 
その後、折り返して平二本針ミシンでたたんで縫製しています。これをすることにより、生地端がほつれることはまずありませんし、着込んでいくうちにどちらかのミシン糸が糸切れしても着用上問題は起きにくく、製品が長持ちします。
②袖の後付け→通称「袖の後付け」という、脇線を縫った後に、完成品の袖パーツをアームホールにぐるりと後付けする使用になっています。
これをすることにより、身頃部分と袖部分のねじれが起きにくく、腕の可動がよりスムーズになります。
③運針数(特定の距離間での針穴の数)も部分的に密度を変えています。強度の必要な程度を箇所毎に算出して縫製しています。
縫製は、長年お付き合いしてきた工場の中から、特に信頼のおける愛知県の縫製工場に依頼しています。
元々肌着専門の工場だったこともあり、その縫製技術は確かです。

[副資材]
商品に使われる副資材(ネーム類など)は、着心地を阻害するものは付けるべきではないと考えます。
①ブランドネーム→通常のブランドさんの製品につけるようなネームタグを首元にはつけません。ブランドネームスタンプにて、衿元のごわつきフリーにしています。
②品質表示→脇に縫い込まれる品質表示(洗濯ネーム)の材質は、肌への負担やごわつきの少ない極薄のポリエステルタフタ素材を選定しています。

立春も過ぎ、春はもうすぐですね!

2015年1月7日水曜日

究極のTシャツお取扱い店舗 南青山CIRCLE様

ご好評頂いております「究極のTシャツ」ですが、冬だろうが何だろうが定番的にお取扱い頂いているのが、南青山の名店[CIRCLE]様になります。

ご覧の通り、各色再入荷させて頂いています。
(全サイズ再納品させて頂いたのですが、年末年始にかけても何枚かお嫁にいったとのことですので、詳しい在庫はCIRCLE様にお問い合わせくださいませ)

まだこのTシャツの実物に触っていない方は、是非このタイミングでご賞味?頂きたいと思います。

CIRCLE様のブログでもご紹介頂いているので、こちらをご覧下さい。

南青山CIRCLE BLOG

ブログを見て頂くと分かると思いますが、店主様が一商品に対して非常に細部まで見て頂いていることが分かると思います。もはや丸裸です。

そんな厳しくも温かい目で様々な商品をセレクトされているCIRCLE様ですので、アパレル以外の雑貨や小物も一見の価値があります。

お近くにお越しの際は立ち寄ってみては如何でしょうか。

ちなみに、CIRCLEの店主様のお名前は青山様です。南青山の青山様です。何故か少し羨ましいです。


皆様

新年明けましておめでとうございます。

より一層妥協しないモノ作りをしていく一年にしたいと思っております。

今年もatelier comoptiを宜しくお願い致します。



2014年11月27日木曜日

雑誌掲載 [HEADGOONIE T-SHIRTS MAGAZINE vol.3]

11月24日発売 [HEADGOONIE T-SHIRTS MAGAZINE vol.3]に掲載されました。

今回はインタビュー含めた2ページぶち抜きで特集頂いてます。

パターンオーダーTシャツを立ち上げた理由やその背景をお話させて頂いていますが、今回も笑い無しのインタビューになってしまいました。申し訳ありません。精進します。

東京Tシャツ部クラゲさんとHEADGOONIE代表大八木さんの対談でも、何故か冒頭からatelier comoptiについて触れて頂いています。

Tシャツ界の重鎮さん方に注目して頂けるのは有難いことですね。

ところで、今回の紙面で改めて感じたのですが、atelier comoptiはTシャツ専門の媒体に掲載されるとかなり浮きますね。

少なくとも自分はそう感じます。笑

恐らく、所謂Tシャツブランドさんは、何か表現したい事柄やモチーフやカルチャーがあって、それをプリントTシャツとして製作していく中でブランド化されていくのだなと。

僕はどちらかというと、Tシャツ自体の生地、パターン、縫製の違いだったり、そこから生まれる着心地を追求することがまずベースとしてあります。洋服ですから。

プリントグラフィックは、シーズン毎にある程度テーマはありますが、何かに固執して決定していくわけではありません。グラフィックの曲線や微妙な色感などには相当拘りますが、リリースするか否かの境界線は、[キャッチーであるかどうか]くらいです。

それらをパターンオーダーで組み合わせる楽しみを知っているからこそこのブランドを立ち上げたわけで、まずブランド開始から向いているベクトルが違うんですね。

あとは単純に、Tシャツブランド特有のストリートっぽさはatelier comoptiに足りな過ぎだなと。笑

そんなことを改めて感じさせて頂きました。


本誌ですが、単純にグラフィックがカッコイイなぁなんて思ってしまうTシャツが多数掲載されています。

また、HEADGOONIEさんの歴代のTシャツと共に振り返られる歴史の特集は読み応えがありますね。なんてったっていつの時代もグラフィックがキャッチーです!


お求めは、HEADGOONIEさんのWEBショップからどうぞ

HEADGOONIE WEB SHOP





2014年11月7日金曜日

夏も終わりましたが。。。

夏が終わりました。

しかし、追加生産分が入荷したばかりの[究極のTシャツ]が、この時期にも多くのご発注を頂いておりまして、驚きを伴った喜びを日々感じております。本当に有難うございます。

こちらのTシャツに関してはリピーター様が非常に多いことが特徴です。

特に多いのは、今夏ご購入頂いたお客様が、同サイズの別カラーをこの時期にお求め頂くという現象です。

また、同サイズ同カラーを追加で複数枚お求め頂くお客様もいらっしゃいます。

私も気に入ったモノは同じモノを何枚も所持して使い回すタチなので、そのお客様のワードローブの中で、本当にお気に入りの1枚になってくれたのだと、大変嬉しく思っています。

当ブランドは、Tシャツ専門で、かつ非常に小規模で(バレていると思いますが)運営しているからか、ご購入頂いたお客様から直接メールなどで嬉しいお言葉を頂戴することが多々あります。

もちろん、その全てに代表の私遠藤が目を通させて頂き、ご返信させて頂いております。

作り手として、やはりこういったお声を頂くことが最も嬉しいことです!ご遠慮なさらずにどしどし送って下さい!笑

というのは半分冗談ですが、そういったお言葉で、更に良いモノを作っていこうという活力にさせて頂いているのは事実です。

また、頂いたご意見を元にイベントの出展を決めたり、運営にも活かしていきたいと思いますので、今後とも宜しくお願い致します。

夏の終わりを惜しんで、、、の写真は本文とはほぼ関係ございません。