2015年9月7日月曜日

天然染色の色味でほっこりと

天然染色の工房さんを周ってきました。


島根県安来市広瀬の藍染専門の紺屋(こうや)である[天野紺屋]さん。

藍に真摯に向き合う5代目天野さんの姿が印象的でした。


藍壺の泡は藍が生きている証拠



何度藍を重ねるか、どの藍液につけるかの微妙な調整で色が変わります。天野さんは藍液を舐めてその日の調子を把握するそうです。








山形県米沢市の[染織工房わくわく館]さんでは、紅花染めの体験の他、様々な魅力的な天然染色の色味に触れ、大変勉強になりました。


化学薬品では出せない温かく安心する色


今夏の天然染色Tシャツは琉球藍染めのみでしたが、おかげ様で完売致しました。

来年もいくつか天然染色のTシャツはリリースしようと動き出しています。

その染液のもつ独特の風合いに合った素材、形を練って、しっかりとした商品にしていきたいと思っています。

後報お待ちくださいませ。


2015年7月29日水曜日

新色追加! STELLAR CONFLICT天竺 S/S Tシャツ [クルーネック]


STELLAR CONFLICT天竺 S/S Tシャツ [クルーネック] に新色が仲間入りしました。

atelier comopti オンラインショップ

[SPRING GREEN]
日陰から晴れた空を見上げた際に視界に入る新緑をイメージして色を作り込みました。

差し色にトレンドがどうとか売れ筋がどうとか関係無く、凝った色をラインナップに入れるブランドさんが昔から好きでした。

[TRUE BLACK]
このTシャツに使っている糸である、SWISS/SUPIMA/ORGANIC糸はその糸の品質に起因する発色性が大変優れています。

生地段階でテスト染めをした染色工場さんからのお墨付きです。

その生地の良し悪しが最も露出するのは、黒に染めた時の発色性とクオリティだと思っています。

巷に溢れる所謂シルケット加工をかけたもののような、不自然に艶のある生地と比べてみて下さい。

また、同加工をかけた商品にありがちな、洗濯後にホコリを大量に吸ったような見た目になることもございません。

皆様、宜しくお願い致します。


STELLAR CONFLICT天竺 S/S Tシャツの商品概要についてはこちら

2015年6月30日火曜日

STELLAR CONFLICT天竺 S/S Tシャツ[Vネック]がWEBショップに入荷致しました。

STELLAR CONFLICT天竺 S/S Tシャツ[Vネック]がWEBショップに入荷致しました。

WEBショップはこちら

先に発売されていたクルーネックから、かなり遅れての登場です。

首回り以外はクルーネック同様の生地、パターンワーク、縫製になっております。

首回りの強度を保つ縫製仕様、首回りを綺麗に見せるパターンワーク、衿縫い代の始末、衿巾等、ようやく納得出来る商品に仕上がりましたので販売開始させて頂きます。

皆様、宜しくお願い致します。

2015年6月8日月曜日

Street of Los Angeles


One of our fans has shared his pictures wearing STELLAR CONFLICT Tenjiku S/S T-shirts in Los Angeles.

Please share your pictures too as we travel the world and beyond!!

Thanks Cleve!

2015年4月30日木曜日

パターンオーダーTシャツのギフトラッピング 2015

今年もパターンオーダーTシャツのギフトラッピングをご用命頂いております。

2015年も引き続き、リトアニアリネンの布帛をスタッフが手作りで袋状に縫い上げております。

パターンオーダーTシャツギフトラッピングのご案内はこちら

究極のTシャツギフトボックスのご案内はこちら

大切な方への贈り物に、ネクタイやハンカチも良いですが、Tシャツというのもまた乙なチョイスだと思うのです。

追記
※ただいまパターンオーダーTシャツ及びパターンオーダーTシャツのギフトラッピングのサービスは休止しております。
※究極のTシャツ及び究極のTシャツギフトボックス付属のサービスは継続しております。

2015年4月6日月曜日

新規お取扱い店様のお知らせ BARNEYS NEWYORK様

STELLAR CONFLICT天竺 S/S Tシャツの、BARNEYS NEWYORK様でのお取扱いが決まりました。

まずは銀座、新宿、横浜の3店舗にて、4月中旬からの販売になる予定です。

これまではWEBで購入頂くか、気まぐれに開催するイベントでしか実際に見て頂く機会が無かったのですが、これを機にお近くの方は是非手に取ってみて頂ければ嬉しく思います。

皆様、宜しくお願い致します。

以下余談です。

所謂セレクトショップの商品の同質化が叫ばれて久しい昨今ですが、こんなに規模も小さく、世間的な知名度が皆無に等しい当ブランドの商品に目を付けて評価して頂けるとは。。。

BARNEYS NEWYORKさんのセレクトショップとしての気概と、懐の深さを感じました。有難うございます!

2015年3月31日火曜日

下げ札を見れば工場さんが分かるんです。

下げ札のデザインとレイアウトを新しくしました。

まずお詫びをさせて下さい。

究極Tシャツの値段の¥11,000の部分、カンマを打つ位置を間違えて(¥1,1000)作成していたことが分かりました。

こちらの下げ札で商品が到着した場合、ある意味レアなものが届いたと笑ってお許し頂ければ幸いです。申し訳ありません。

さて、気を取り直して。

以前のブログでもご紹介しましたが、atelier comoptiではブランドの方針として、製作に携わって頂いたニッターさんや染め屋さん、縫製工場さん等の情報を可能な限りオープンにしています。

今回の下げ札には、縫製工場さんとニッターさん、パターン作成者のお名前を印字させて頂いています。

当ブランドの哲学の一つ[OPEN&SUPPORTIVE(SUSTAINABLE)]と称して、このような取り組みをしているのには理由があります。


一つには、Tシャツとは言えこれだけ技術の高いモノの製作に携わって頂いているのに、単に[MADE IN JAPAN]で終わらせるのはもったいないという思いからです。

スーパーに売れている[生産者の顔の見える野菜]ではないですが、単に物質だけではなく、各生産者(atelier comoptiのチームだと思っています。)の高いプライドや思いも受け取って頂きたいと思っています。


二つ目に、技術の継承や工場の安定稼働の問題に取り組むためです。
特に縫製工場さんやニッターさんに言えることですが、高い技術を持っていてもそれを広める術を知りません。

日本人特有の職人気質と言いますか、そこが良いところだと思うのですが。

当ブランドの商品の価値と技術を理解して下さる作り手様(企業、ブランドの大小は問いません)、からの問い合わせ、並びに商品の発注が、弊社協力工場さんに流れていけば良いなと。
素晴らしい技術を持ち、それを更に高めようと努力を惜しまない工場さんには、安定した仕事とお金が流れるべきだと思っています。

実際、STELLAR CONFLICT天竺の製作に携わって頂いたニッターさんには、海外メゾン系の2ブランドから問い合わせがきたそうです。生地値が高くて諦められたそうですが。。。


三つ目に、名前を出させて頂くからには、恥ずかしくない、妥協をしない仕事をして下さいねという工場さんへの無言のメッセージです笑


もちろん、上記の方針は各工場さんに伝えて了承を得て紹介しています。


為替高や日本のモノづくりへの再注目により、国内の製造業は少しずつ明るい兆しが見えてきているようです。

この流れのうちに、日本のモノづくりの方向性をきちんと定めるべきだと思います。

この兆しが見えているうちに、値段ではなく技術で勝負する体制を整えなければ、必ず一過性のもので終わってしまうでしょうから。

atelier comoptiも、微力ながら継続して関わっていきたいと思います。